2010年7月31日土曜日

三種の神器-1


留学先で使う電子機器を求めて、某家電量販店に行った。

とりあえず探しているものは二点で、一つがラップトップ。もう一つが、デジカメである。両方とも、研究で大活躍してもらわなければならない「神器」である。

ラップトップは、東芝のdynabook RX3か、パナソニックのLet' note CF-S9のどちらかで悩んだ。スペックやその他機能の面ではどちらもよさそうな感じがしたが、いくつかの重要な差異を比較考量した結果、前者を購入することに決めた。その理由は、dynabookの方がより軽く、薄く、また、はるかにデザインがよいということにもとめられるであろう。また、キーボードの大きさも重視した。後者も重量はかなり軽く、また留学生活には重要な要素であるタフさ(→頑丈設計)は魅力的だったが、一方で、キーボードスペースが窮屈に感じたことと、厚さも含めたデザインが気に入らなかった。



デジカメについては、品定めをする前から、すでに購入する商品が決まっていた。以前、手書き文書講習会でお世話になった東大のO先生がつよく薦めていたこともあり、CanonのG11を注文。先生が言うところによると「ほぼ完成されたカメラ」であるにもかかわらず、近々生産が打ち切られることになったようだ。残り少ない在庫の一つを手にできるのかと思うと、なかなかうれしい。これをたずさえて、イギリスのいろんな文書館をまわるのが今から楽しみである(もちろん、研究以外にも使います)。



現状。三種の神器-1なので、あと一種を求めて、また調査を開始したいと思う。


2010年7月30日金曜日

ごあいさつ的な

初めての投稿なので、ブログをたちあげた背景でも語ろうと思ったが、とくに見当たらないのでやめることにした。ようするに、「思いつきで」とか「なんとなく」あたりのゆるい理由で、すでに時代遅れともいえるブログを始めたのだ。

とはいえ、Edinburgh Whig Clubというブログタイトルをつけた理由に関しては若干述べられそうなので、書いておく。

まず、「エディンバラ」という言葉についてであるが、これは、私の留学先を意味する。私はこの9月からエディンバラ大学で学位取得を目的として、勉学を開始する。つまり、これから、このブログで、エディンバラでの留学生活にまつわるあれこれを書いていくことになるであろうから、「エディンバラ」とつけたのである。

次に、「ウィッグ・クラブ」について。この言葉を選んだ理由は主に2つ。第一に、それは、直接、私の研究対象を指示する(ちなみに、時代は1760年から1830年あたりまでで、地域としてはブリテンのみならずアイルランドをも含む)。第二に、この言葉は、このブログをできれば社交的空間にしたいという私の気持ちの表れである。とはいえ、そのような私の思いとは対照的に、当クラブの会員は今のところ私一人である。ということで、当座はもっぱら、独白という形式を用いながら自己を分節化することがこのブログの目的というか結果ということになりそうである。あるいは、将来的に投稿が多数に及んだ時期には、過去における自己との対話が可能になるという点で、ある意味での「交流」が行われることになるかもしれない。

日記的なことも書いておく。

留学にかんしては、今はもっぱらヴィザ取得に向けて準備をすすめている。8月5日(木)に東京のヴィザセンターに行き、申請を済ませる予定である。一応、順調にいけば、一ヶ月以内にヴィザを取得できる模様。ただ、9月13日あたりには日本を発つつもりでいるので、取得までの過程が円滑に進まないと、最悪な事態にもなりかねない。なんでもぎりぎりになってからことを起こす性分であるがゆえに、こういうことになるのであるが、ともかく、うまくいくことを祈るばかりである。